『三島由紀夫 vs東大全共闘』感想
せっかく見たので感想。(
アマプラで見れます。
自分のための備忘録&今後ちょっとでも賢くなれた時、
<感想>
・哲学思想から始まるというか終始そんな感じなのね
⇒
・正直双方何を目指してたのか理解しにくいけど、
・金閣寺しか触れてないけど、
⇒認識か行動か、(認識は現実に触れない、行動が先であるべき)っていう。
※100分de名著の影響で平野啓一郎氏の考えに寄りすぎているかもしれん。
・当事者みんな流石超絶インテリ、
・
・そして全員の頭の回転の速さに驚愕しかない。
⇒地頭が違うのは勿論だけど、
・芥さん(現在のお姿)生けるフィクション偏屈イケおじ。
・友人と「ハ??ww」「芥さんイケおじすぎ」
<総括>
・議論の中身は2割も分かってないと思うけど、「熱情と敬意」のある議論 すこ😭
⇒双方誹謗中傷もなく、心からの意見をぶつけあってる感じ。
<無理やり自分の言葉に落とし込んだやつメモ>
■他者の存在:三島由紀夫
・暴力(闘争)、エロティシズムは他の存在に対して発動するものとして共通しているが、自己との関係性は全く異なる
・エロティシズムはオブジェクトとしての存在(意思を持たない、主体性がないと捉えている)にのみ発動する
・意思を持った他者として認めたときに自他としての関係が生じる
・自他としての関係が生じたとき、対立が生じ、暴力(闘争)が生じる=暴力が生じることは、相手に主体性を認めているからである
・天皇と自己との一体化への美
・日本人であるという認識は幻想である
⇒三島由紀夫晩年は天皇万歳ヤベー奴という知識しかなかったけど、
⇒どう違うねんと言われるとまだ整理出来ないけど、
⇒天皇崇拝ではなく、概念としての天皇を利用?しようとしていた みたいな?
■芥正彦氏
・解放区とは(完全に自由な?)空間であり、国にも時間にも支配されない
・持続を意識した時点で、文明によって意識付けされた時間に支配されてしまう
・「作品は自立する空間、空間を生み出せるのであれば他に対してデマゴコスをする必要はない」=暴力(殺人)などは必要ない?(⇔三島:「言葉のみでは事物に触れ得ない」=故に、行動(暴力、殺人)を持って触れようとしている?)
⇒空間、解放区という言葉にだけは全肯定的なんだよね。空間に本質がある的な感じ???超超むずかったので全然わからんかった。笑